SSTRの宿泊者様限定!輪島朝市の味を堪能&お土産注文ができるように!
来週末5/24から、いよいよ「SSTR2025」が開幕されますね! 今年も宝達志水町に多くのライダーさんが訪れ(2024年は参加者数約14,000人!)、ちりんにもご宿泊いただく予定です。県外から多くの方がいらっしゃるこの機会に、輪島朝市の美味しい干物を食べて楽しんでもらおうと、町内複数のゲストハウスと連携し、各ゲストハウス内で輪島朝市の「ふぐの干物」を提供、販売することにしました!
震災以前、輪島朝市に出店していた昔ながらの小規模商店(漁家で、採れたものを加工して販売するスタイル)さんの中には、人員等の問題から各地で開催されている「出張朝市」などに出店できず販路が激減し、輪島朝市の復活を待ち望みながら一年半の時が経とうとしています。
SSTR開催期間中、連携しているゲストハウスにご宿泊いただいた参加ライダー限定で、輪島朝市の昔ながらの小規模商店の現状を伝えながら、変わらぬ味を知って楽しんでもらいたいと思います。
絶品! 細道商店さんのふぐの干物
今回、輪島朝市に出店していた輪島朝市「細道商店」様(海士町鮮魚部No,122)のふぐの干物(冷凍)を提供・販売します。



写真:実際に細道商店さんのふぐの干物(2匹)を使った調理イメージです。
◾️価格 1匹 500円(税込)
価格は「応援価格」
今回の仕入時、応援の意味を込めて少しだけ高い価格で仕入れさせていただいています。その為、販売価格が現地で購入するよりも割高になっています。ご購入していただく皆様にもご理解・ご協力いただければ幸いです。
◾️提供・販売するゲストハウス(2025年5月14日現在)
・猫と暮らす田舎の一軒家 Chirin
*冷凍されている身をフライパンで焼くだけの調理なので簡単です。もちろんアドバイスも可能です。
*「おばちゃんの宿」では調理して提供します(商品代+調理代100円)。それ以外のゲストハウスでは宿泊者自身が共同キッチンで調理して食べていただきます。
変わらぬ味と笑顔 細道貴子さん
長年親しまれてきた細道商店さんも、輪島朝市が無い今、限られた範囲での営業を余儀なくされています。
▼朝市に出店していた時の細道さんの様子はこちらで拝見できます。
「また朝市が復活し、お客さまの笑顔を見ながらおいしい魚を届けたい」。そんな想いで細道さんは輪島の復興と、再び活気あふれる朝市を願いながら、一つひとつ心を込めて作られています。


輪島の名物 真ふぐについて
天然ふぐの水揚げ量日本一に過去何度も輝いている輪島。細道商店さんでは輪島の谷川醸造さんの無添加醤油を使い、上品な甘味と香ばしさが際立つ逸品に仕上がっています。骨が取られているのでどなたでも食べやすく、ごはんのおかずにも、お酒のおつまみにもマッチします。
お土産注文も可能です!
SSTRが終わってからも、輪島朝市の味を定期的に楽しめる干物セット(冷凍)の定期便注文(年2回発送)や各種セットがFAX or 商店公式LINEにて注文が可能です。詳細は各連携ゲストハウスに設置されているチラシに記載されています。
・輪島朝市干物セット定期便:年2回発送・送料無料 ¥10,000(税込)
・対象:SSTR2025時に連携ゲストハウスに宿泊されたライダーが注文可能です。

※お土産商品の発送時期について
輪島港は2024年冬に運営を再開していますが、稼働できる機能・規模はまだ限定的であり、以前の様な漁獲量には及ばず、魚介類の確保がまだまだ不安定です。したがって商品発送において明確な日程をお伝えすることはできないのが現状です。この現状をふまえた上で「発送時期はお任せ」に了承いただける方のみご注文いただけます。
今回のチラシの作成や公式LINEの開設・運営のサポートを「Chirin Design」
今回のオーダー用紙のデザイン・印刷や写真撮影、公式LINEにて注文を受ける仕組みの構築・運営のサポートは、ちりんが運営するデザイン事務所「Chirin Design(ちりんデザイン)」にて支援させていただきました。ライダーさんが分かりやすく、迷うことなく、思った時にアクションでき、それを細道さんがスムーズに受け止められるようサポートしています。様々ななりわいの復興段階において、このようなコミュニケーションデザインの面での支援、サポートも重要だと考えています。今後も引き続き機会があれば行っていきたいと思っています。また、制作の協力メンバーについても、石川県内県外問わず広げるべく、働きかけていきます。
ライダーさんの想いを輪島へ
前述したように、「出張朝市」などにも出店できない小規模商店さんは販路が激減しています。私たちが細道貴子さんにお会いしたのが2024年11月でしたが、今現在(2025年5月)もその現状は変わらないと、細道さんは話します。
(細道さんとの出会いについては、2024年のちりん能登応援活動をご覧ください。)
前回の「STR2024」(10月開催)時にちりんや今回連携している宿に宿泊していただいた多くのライダーさんから、能登に対する声を聞くことができました。「震災の被害はどうでしたか?」「能登は今どこまで行っていいんですか?」「輪島で何か食べることはできますか?」「お土産などはどこで買えますか?」など、高い関心と復興に貢献したいという気持ちに触れることができました。そして、「でも、大人数がバイクで押しかけると迷惑になるかもしれないから現地には行かない」という声も少なからず聞くこととなりました。
ぜひ現地に足を運んで欲しい! でも通常営業できていない小さな商店さんも多い
今現在は、輪島でも日常的に出張朝市が開催されていますし、飲食店も少しずつ営業を再開しています。事前に情報チェックしてから各所お店・観光地等に足を運んでいただきたいと思っています。しかし、遠方から参加のライダーは奥能登を見る時間もなく帰路に着く場合もあります。そして何より、細道さんのように通常営業できていない小さな業態の方もたくさんいて、現地に出向いても出会えないのが現状です。
せっかく県外から来ていただいたライダーさんには能登で旅を楽しんで欲しいと思っていますし、「復興に貢献したい」というライダーさんの気持ちをアクションにしてもらって奥能登に繋げたいと思っています。宿泊地にいながら輪島朝市の様に「顔の見える関係」の中で味にふれ、お買い物をできる仕組みを作ることで、旅を楽しんでもらいながら奥能登への支援に繋げられるのではと思い企画しました。輪島の変わらぬ味をお楽しみください、ホントに絶品です!